霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 (講談社+α新書)

霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 (講談社+α新書)

著者 加門 七海

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本のタイトル : 霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 (講談社+α新書)
平均的な顧客フィードバック : 4 5つ星のうち 9 カスタマーレビュー
ファイル名 : 霊峰富士の力-日本人がfujisanの虜になる理由-講談社-α新書.pdf
ファイルサイズ : 29.55 MB

以下は 霊峰富士の力 日本人がFUJISANの虜になる理由 (講談社+α新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
小説家でもあり、霊感で知られる著者の、どちらかというと「体感主体の」霊峰富士の本かなと思っていたのですが、多岐にわたる学説、歴史、伝承(かなり秘教的なものも)、神話が縦横にちりばめられて、立体的に富士信仰をとらえることができました。特に興味深く思ったのは、富士講の女性行者さんへのインタビュー。お山と自分との関係。スムーズにのぼれることもあれば、帰れと言われることもあり、自然神と人との長いかかわりを垣間見る気がしました。登拝のさまざまなしきたりのほか、息の使い方、八海行のこと、「御伝」のこと、先達が「どんどんポジティブシンキングになってゆく」など、「いま現在」に生きる山岳信仰に触れられます。また徐福伝説で、徐福が富士山をめざしてたどったルートから、熊野神社は唯一その距離から富士山が見えるスポットであった話、諏訪神社とのかかわりなども読ませます。著者の血肉になってしまっている知識なので、なにげなくさらりと、あちこちに1、2行書かれているだけのことにも重みがあり、新書版ながら奥行きを感じさせます。本書のために著者は、富士山の神社すべて、そして胎内模型、竜宮洞窟などを改めて踏破してゆきます。このあたりの迫力、臨場感もすばらしく、故事来歴のみならず、著者でなくては書けない文章があちこちにあります。たとえば闇は濃淡ではなく「粗密」で表したいと言い、「粒子が粗いと感じる闇はさして恐ろしくはない。しかし、粒子の細かい闇は違う。闇そのものが圧倒的な存在感を持っているのだ」と「人穴」の闇の恐ろしさを述べています。また磐長姫命を祀る富士山小御嶽神社で手を合わせると「重心が下に引っぱられ、地面にすごく近づいてゆく感覚」「落ち着いて安心できる空間」と神話がなまなましく生きてくる感じです。正統的な民俗学や歴史好きにも、不思議な話にふれたい人にも、お勧めできる一冊です。

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